古い仏壇の処分|横浜の仏壇ならお任せ下さい。

FAQ
仏壇を買い替える時に、古い仏壇はどのように処分するべきですか?
実家には昔ながらの大きなサイズの仏壇があり、祖父母亡きあとには両親が引き継いできました。毎日白飯やお茶などをお供えし、果物やお菓子なども必ず何かお供えしていました。出かける前に毎日欠かさず仏壇の前で手を合わせていたことを覚えています。実家には和室の「仏間」と呼んでいた部屋があり、そこには仏壇以外の物は置いていませんでした。家がそれなりに広かったため出来たことだと思います。父が8年前に亡くなり、母が昨年他界したのですが、まだ実家の片づけが残っていて仏壇もそのままです。私は結婚して横浜のマンションに住んでいますが、仏壇を置ける場所がありません。今の所、実家の仏壇に位牌を置いていて、車で20分ほどなので度々実家には出向き、お線香やお茶、お花を供えています。片付けを済ませたら実家は売却するつもりですので、仏壇をどうしようか主人とも相談したところ、うちの家のサイズに合うような小型のものを購入しようということになりました。実家の仏壇を処分するにあたってはどのように行うべきでしょうか?ご教授頂けますと幸いです。
answer
古い仏壇はお焚き上げ供養をしてもらわなくてはいけません
仏壇は「家の中のお寺」と考えられ、菩提寺を持つ仏教徒の証として江戸時代から一般家庭に置かれるようになったそうです。
仏壇は本尊に祈る場所として平和な生活が続くように毎日祈る場所となっていました。また先祖に感謝し、供養する場として大切にされてきたのです。現在は核家族化が進み、仏壇のない家庭が増えていますが、現代の住居にあった小さなサイズの仏壇や、洋間にも馴染むような仏壇も数多く販売されています。従来の伝統的な仏壇よりも需要が増えていることから「故人の居場所を作ってあげたい」と考える方がいかに多いかということが分かります。
古い仏壇から新しいモノに買い変える場合、古い仏壇や位牌は菩提寺に納めてお焚き上げ供養処分をしてもらうのが一般的です。お寺によっては防災や環境問題でお焚き上げが出来ないところもあり、その場合は仏壇店に依頼して供養処分をしてもらいます。新しい仏壇を購入される際に相談されるのが良いと思います。
新しい仏壇を購入されたら本尊、位牌に魂を入れてもらう「開眼法要」が必要です。仏壇、位牌を祀り、仏具を飾り終えた段階で菩提寺の住職に来て頂き魂入れの儀式をしてもらいます。
仏壇店で丁寧に教えてくれると思いますので、安心してご相談されるとよいでしょう。