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仏壇を購入する前に知っておくべきこととは

質問亡くなった両親のお墓は建てましたが、これまで家に仏壇は置いていませんでした。
お盆やお彼岸や命日などの節目には位牌の前にお供え物をしてきましたが、狭いアパートに家族4人で住んでいたので、置くスペースがなかったのが仏壇を購入しなかった一番の理由です。
この度マイホームを建てられることになりようやくアパート生活から抜け出せるので、家の完成に合わせて仏壇を購入することを決めました。
私の父も妻のお父さんも次男ということで、仏壇がない家で育ったたこともあり、仏壇に関する知識がありません。
ということで、仏壇を購入する前に知っておくべきことがあれば教えて欲しいです。仏壇には数多くの種類があることは承知していますが、その中でどのような仏壇を選べばよいのか?仏壇を購入するべき良いお店の見極め方なども知りたいので、それも併せてご回答ください。
yajirusi
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購入前には置き場所を決めて寸法を測っておきましょう

仏壇は、家具や家電のように何度も買い替えするようなものではなく、一度購入すると長い付き合いをすることになる可能性が極めて高いことから、仏壇選びは慎重に行う必要があります。
仏壇は家に必ず置かなければいけないというものではありませんが、亡くなった家族やご先祖様への敬意や感謝の気持ちを表す祈りの象徴ともなるもので、精神的なよりどころであるともされているので、そのことは知っておいた方がよいと思います。
家族が亡くなったときに仏壇を購入するタイミングとしてふさわしいのは、四十九日の法要に合わせるべきと言う方も多いですが、年回忌や家を新築する際に機縁として購入する人も大勢います。
仏壇を購入するときにはどこに配置するかで悩む方も多いようで、北向きは避けた方がよいとよく言われています。しかし、北向きがよくないとされる理由は、風通しや日当たりが悪いからということだけで、その点に問題がないなら東西南北どの方向でも問題ありません。
仏壇は家族揃ってお参りしやすい場所が好ましく、居間などの家族がよく集まる場所に置くとよいです。
新築に合わせて仏壇を購入するなら、最初に置き場所を決めて仏壇のサイズに合わせて仏間などを作ることをおすすめします。後から仏壇を購入する場合は、置き場所の寸法を測ってそれに合わせて仏壇を選びましょう。
最近ではいろいろ形の仏壇が販売されていますが、大抵は両側に開く観音開きタイプとなっているので、扉を開けたときのこともきちんと考えておく必要があります。
仏壇でもっとも大事なのは、ご本尊であることも覚えておきましょう。仏壇は正面に柱で区切られた3つの壇が設けられていて、その中央にご本尊を安置します。左右の段にはお脇懸(脇仏)を安置しますが、宗派によってご本尊や脇懸は異なります。
仏壇には、大きく分けると「金仏壇」「唐木仏壇」「家具調仏壇」「厨子型仏壇」の4つの種類があるので、設置する部屋の雰囲気に合わせて選んでください。
仏壇を購入するための予算もあると思います。金仏壇は、金箔や金粉で装飾を施したもので、高額な商品が多く、唐木仏壇に比べて2〜3倍の値段がするのが一般的な相場となっています。
家具調仏壇は、洋室にもマッチしたデザインになっているものが多く、サイズが小さくリーズナブルな価格に設定されているミニ仏壇と呼ばれる商品も販売されているので、無理をしないで予算内で収まるものを購入してください。
宗派によって仏壇の選び方も変わってくるため、家族やご先祖が特定の宗教に準じているなら、その点にも注意しなくてはいけません。
仏壇を購入するべき良いお店の見極め方としては、インターネットの口コミや評判を参考にするのもおすすめです。気になるお店があればネットで検索してみて、自社サイトではなく他のサイトで悪評がなく良いことばかり書かれていれば安心して取引できます。
当たり前のことですが、店内がキレイに掃除されていて、仏壇を丁寧に取り扱っていることも、良いお店だと判断できる前提条件です。
一般の人にとって仏壇の善し悪しを見分けることは難しいため、きちんと商品の細かいところまで説明してくれて、疑問や質問に対して明確な答えをもらえるなら大きな安心材料になります。
お客さんの要望にきちんと耳を傾けてくれて、おすすめの商品を提案してもらえて、その根拠もしっかりしていればより安心です。
仏壇は一度購入すれば何十年も使い続けるものであるため、アフターサービスや保証がしっかりしているかどうかも確認しましょう。
仏壇の値引きをしてくれるのはありがたいことですが、70%や80%などのかなり大幅な値引きをしている場合は注意が必要です。
売れ残りなど明確な理由があればよいですが、商品の多くを値引きしていれば、ただ元値を高く設定していることも考えられます。仏壇には定価がなく、お店が自由に価格を決められるようになっているので、そのことを覚えておきましょう。