仏壇を購入するときに知っておくべきこととは?|横浜の仏壇ならお任せ下さい。

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仏壇を購入するときに知っておくべきこととは?

質問両親はすでに亡くなっていて、これまでは狭い団地に私と妻と子供2人の4人で住んでいたことから仏壇の置き場がなく、位牌をタンスの上に飾って拝んでいました。
この度、念願のマイホームを建てられることになり、客間も兼ねて和室を設けることにして、そこに仏壇を置こうと計画しています。
両親が亡くなってかなりの時間が経過していて、これまで仏壇に位牌を飾ってあげることができなくて申し訳ない気持ちでいましたが、ようやくそれを実現できるのでホッとしています。
父が亡くなったときに横浜市内にお墓は建てていたので、先日両親が眠るお墓に行って、家を建てることと仏壇を購入することを報告してきました。
ということで、これから仏壇選びをはじめるわけですが、初めてのことなのでよく勝手が分かりません。
初めて仏壇を購入するときの注意点や、覚えておくべきポイントなどがあれば教えて欲しいです。それと、仏壇を購入するお店の正しい選び方などがあれば、それについても知りたいので、併せてご回答よろしくお願いいたします。
yajirusi
A

置き場所や宗派などには気をつけましょう

仏壇を初めて購入するときには、まず仏壇の必要性やタイミングを考えることが大事になります。
仏壇を購入するタイミングについて特別な決まりはありませんが、一般的には本位牌が祀ることとなる四十九日に合わせる方が多いです。その他にも、1周忌や2年目の祥月命日である3回忌などの重要な法要に合わせて購入するケースも多いです。
先祖を供養する日であるお盆やお彼岸も、仏壇を購入する良きタイミングと言えます。今回は引越しに合わせてということなので、タイミングが合えばそれらの日に合わせてみてもよいと思います。
仏壇の必要性についても、よく考えることが大事になります。仏壇は家の中の小さなお寺代わりになるもので、お寺に行けないけどしっかり拝みたいという人の心のよりどころになるものです。また、位牌を祀って故人を思い出して供養するための場所でもあります。
一方で、近くにお墓があって頻繁にお参りができる環境にあるなら、仏壇を家に置かなくてもよいと考える方も少なくありません。大事なことはきちんと亡くなった大切な家族やご先祖様にお参りすることなので、絶対に仏壇が必要なわけではないことを認識しておくことも大事になります。
仏壇は和室に置くのが一般的ですが、現在では仏間や和室がない家も増えています。そのため、洋室に合うデザインの仏壇も数多く販売されているので、仏壇のために和室を設ける必要もありません。
大事なことは、仏壇が痛む原因となる直射日光が当たらない場所を選択するということです。仏壇を置く方角に特別な決まりがないので、和室に仏壇を置くのはよいとして、置き場所にはしっかり配慮してください。
仏壇の置き場所の広さを確認しておくことも重要なポイントです。仏壇の扉は普段開けた状態にしておくため、そのことも考えて置き場所の広さを確認しておきましょう。
仏壇を購入する際には、サイズ以外にも仏壇の種類や材質などを確認することもポイントです。仏壇には洋室にもマッチする都市型仏壇、唐木仏壇、金仏壇がなどあり、それぞれ外観に特徴があり、価格にも違いがあります。
都市型仏壇は、大きなものになると50万円が相場ですが、木目を活かした唐木仏壇は木材によって価格が異なり、価格相場は60〜110万円程度となっています。金仏壇は、主に浄土真宗で使われる仏壇であり、価格相場は80万円から130万円程度と高額です。
仏壇は宗派によってデザインが異なるので、この点も事前に覚えておく必要があります。また、仏壇には本尊が必要で、菩提寺の宗派によっても種類が異なるため、仏壇を購入するときには販売店に菩提寺や宗派を伝えましょう。
仏壇を購入するときには、ご本尊や脇仏という祈る対象となる礼拝仏具、お参りの際に必要となる三具足、おりん、仏飯器などの仏具も必要です。仏壇の価格には仏具も含まれているのを確認することも大事なポイントです。
仏壇を初めて購入する人からすれば、どのような仏壇を選べばよいかよく分からなくて、商品ごとの材質や価格を比較することも難しいです。そのため、販売店はお客さんの相談に丁寧にのってくれて、納得がいくまで質問に答えてくれるところが良いと思います。
自分たちが取り扱いしている商品に対して、明確な説明ができる店員のいる店舗を選ぶことをおすすめします。
仏壇はもちろん、店内全体の清掃が行き届いていることも優良店かどうか見極めるポイントです。当たり前ですが、仏壇の取り扱いが丁寧であることも確認しましょう。
仏壇は一度購入すれば長く使うものであるため、保証やアフターサービスがあることを確認しましょう。
仏壇の価格はお店が自由に決めることができるので、実際よりも高い値段を定価として設定し、大幅な値引きをして集客しているお店も存在しています。優良店ではそのようなことはしないので、大幅値引きを謳っているお店には注意しましょう。