仏壇はどうやって選べば良いの？｜横浜の仏壇ならお任せ下さい。

仏壇は故人を偲ぶためのものですが、それをこれから長く管理していくのは自分自身であることをきちんと把握したうえで商品選びを行いましょう。性質上商品選びに失敗したからといって簡単に買い替えられるようなものではないため、価格や置き場所などをよく考慮したうえで購入を決めましょう。
仏壇にはさまざまな種類があって、自分の好みに合うものもあれば合わないものもあると思います。好みに合っても宗派によって仏壇選びは変わってきます。
仏壇の種類から紹介すると、仏壇には金箔が内部に貼ってある「金仏壇」と、紫檀や黒檀などの銘木の美しい木目を生かした「唐木仏壇」に分類されます。また、最近では「家具調仏壇」を選択する人が増えています。
金仏壇は、「塗り仏壇」とも呼ばれていて、金箔や金粉で装飾を施した仏壇のことです。白木を素地にして漆やカシューなどで仕上げられています。その字の通りに全体が金色に輝いているので、仏壇の知識がない方でも容易に見分けがつきます。金仏壇は産地によっても造りが異なる以外にも、宗派にもよっても形状が変わります。
唐木仏壇は、紫檀や黒檀以外にも、桑やケヤキなどの銘木を使用して、木目を活かし製造された仏壇です。金仏壇よりも派手さはなく、地域によって造りに違いはありますが、宗派による形状などの違いはありません。
家具調仏壇は、現代の日本の住宅に合うようにデザインされたもので、20世紀後半に登場しました。「モダン仏壇」「新仏壇」などの名称でも販売されています。
初めて仏壇を選ぶときには、どのくらいの価格のものを購入して良いか悩む方も多いみたいです。ちなみに、金仏壇は唐木仏壇よりも2〜3倍ほどの値がするものが多く、家具調仏壇にはお手頃な価格の商品が多いです。
一概には言えませんが、仏壇は高額になるほど長持ちするため、どのくらいの期間使用するかでも選び方は変わってきます。今では少子化や核家族が進んでいるため、一昔前のように先祖代々引き継いでもらうような長持ちする立派な仏壇を購入する必要性もなくなっているとも言えます。
仏壇は婚約指輪のように年収の何倍のものを購入しなくてはいけないという目安も決まりもないので、何年くらい使用するかを商品選びの判断材料にするのも1つの方法です。また、仏壇には必ず仏具も必要になるので、その分の値段も考えて予算立てを行うことをおすすめします。
仏壇選びの大きなポイントになるのが、それを置く場所です。サイズが小さなものなら問題ありませんが、気に入ったからといってサイズの大きな仏壇を購入しても置き場所がないかもしれません。
仏壇のせいで生活に支障が出ることは避けた方が良いです。そんなことをしても故人も喜びません。置き場所をきちんと考えサイズを把握してから商品を選択してください。
お参りの仕方によっても置き場所は変わってきます。毎回正座してお参りするのか立ってお参りするかでも、適切な置き場所が決まってきます。
前述したように、宗派によっても仏壇の選び方が変わります。無宗派であれば問題ありませんが、菩提寺があって宗派を把握していない方は注意が必要です。
仏壇を購入するときは、お店選びもかなり大きなポイントになります。欲しい仏壇があってもそれがお店に置いていないと手に入れることができません。お店に置いていなくても取り寄せてもらえる場合もありますが、お店によって同じ仏壇でも価格は変わってきます。
今では通販からでも仏壇を購入できますが、その場合は実物を確認してから購入でききないため、注文して届いたらイメージと違っていたということにもなりかねません。
実店舗で仏壇を購入する場合は、店内をキレイにしているお店を選択することをおすすめします。もちろん、展示している仏壇にホコリが被っているようなお店は選ばない方が良いです。仏壇を丁寧に扱っていることが、優良店である前提条件となります。
仏壇に関するきちんとした知識を持っていることも、優良店であるのに欠かせないポイントです。質問したことに明確に答えてもらえて、対応が親切で誠意を持って疑問などに答えてくれるなら安心して取引できます。
仏壇のメーカーや産地や材質や品質などをしっかり説明してくれるかどうかも大事なポイントです。
仏壇は一生ではなくてもそれなりに長い期間使用することになる場合が多いため、保証やアフターサービスがしっかりしているかも大事になります。できるだけ長期保証が付いていて、困ったときにはすぐに対応してくれるかどうかを確認したうえで購入を決めましょう。