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仏壇を購入する費用相場はどのくらい?

質問 昨年父が亡くなり、そのときにお墓は購入したのですが、知り合いから紹介してもらった墓石店にすすめられるままに墓石を選んでしまったばかりに、予想を超える大きな出費になってしまいました。
父は3年ほど前に癌が見つかり、抗がん剤治療なども行い必死で病気を克服しようとしていましたが、最後は癌に負けて亡くなってしまいました。
抗がん剤の副作用にも苦しんでいたので、お墓や仏壇のことを考える余裕もなかったと思うのですが、残された私たち家族も父が亡くなるまでそれらのことを考える余裕もなくて、葬儀費用も含めて出費がかさみ、仏壇を購入するお金の余裕がなかったのが正直なところです。
それに、父は4人兄弟の末っ子で、我が家には昔から仏壇もなければお墓もなかったことから、それらの必要性に家族の誰も気づいていませんでした。
父が亡くなってから来月で一周忌を迎え、これまでも月命日にはお墓参りをしてきましたが、やはり机の上に置いた位牌に手を合わせるだけで亡き父に申し訳ないので、一周忌に合わせて仏壇を購入しようと思っています。
そこで気になるのが仏壇の購入費用です。インターネットで調べると、お手頃価格の商品もたくさんヒットするのですが、そのような仏壇を購入しても問題ないでしょうか?そもそも仏壇の価格はどのようにして決まるのでしょうか?
仏壇の価格相場や賢く良い商品を購入する方法や、インターネットで仏壇を購入するときに気をつけるべきことなどがあれば教えて欲しいので、どうぞよろしくお願いいたします。
yajirusi
A

仏壇の価格は数万円から数百万円とかなりの幅があります

気になる仏壇の価格は、5万円以下で購入できるものから数百万円に及ぶものもあります。安いものを購入するのがいけないということではなく、仏壇は身近な亡き人やご先祖様を供養するだけではなく、生きている人たちの心の拠り所にもなるものなので、購入してから後悔しないように、しっかりと検討をかさねて納得いくものを選びましょう。
仏壇は、使用されている材料や大きさの他にも、デザインや工法などによって価格は大きく異なります。
現在はそのようなことはありませんが、一昔前では仏壇には住む家の建築費用の10%をかけるのが標準とされていました。例えば、1,000万円で建てた家には100万円の仏壇が、2,000万の家には、200万円の仏壇がふさわしいとして、この金額を目安に仏壇を選んだ方もたくさんいたようです。
しかし、今では建築費用に合わせて仏壇選びをするような人はほぼ見かけなくなりました。その大きな要因に、家のデザインが和式から様式に変化したことが挙げられます。
最近では家のデザインに合わせてモダン仏壇を選択する方が増えています。伝統的なデザインの仏壇は、現在でも数十万円から100万円以上するものが多いですが、モダン仏壇は10万円以下のものも多く、お手頃価格で豊富なラインナップが揃えられています。
モダン仏壇も含めて、装飾が多いほど仏壇の価格は高くなります。伝統的な唐木仏壇や金仏壇は、装飾にかなり手間がかけられています。安価な仏壇を探すときには、できるだけシンプルなものを選ぶのがポイントです。
仏壇の材質には、黒檀、紫檀、黄王檀、鉄刀木、黒柿、欅など、一般の人があまり聞いたことがない銘木が使用されているものが多く、そのような材質が使用されていれば価格は高くなります。
産地は国産と外国産があり、外国産の方が安くなっています。最近では、日本で販売されている仏壇の半分以上が中国をはじめとして海外で製造されています。日本よりも人件費が安い場所で製造することで、販売価格も大幅に抑えられることになるのです。
そのため、良い仏壇をできるだけ安く手に入れたいなら、外国産を選択することをおすすめします。以前は外国産の仏壇には粗悪品が多かったですが、最近では日本人スタッフが現地で管理していることが多くなったため、粗悪品は少なくなっています。
インターネットでものを買うのが当たり前になっている今では、仏壇もネット通販で手に入れる方が増えてきています。ご指摘の通りに、インターネットで販売されている仏壇の特徴には価格が安いことが挙げられます。
実店舗に置かれているものと同じ商品でも、インターネットの方が割安の値段が付けられていることが多いです、それは、ネット販売の方が人件費や仏壇を飾る場所にかかる経費を抑えられるからです。
インターネットで仏壇を購入するときの注意点は、直施商品に触れることができない点です。写真だけでの確認になるため、商品が届いたらイメージと違っていたということが起きる可能性はどうしても高くなります。
また、ネットの取引では相手の顔が見えないため、どうしても実店舗から購入するよりも信頼関係が薄れてしまいがちになる点もデメリットです。そのため、販売店の評判を口コミなどでしっかり確認して、心から信頼できると判断できたうえで取引することを推奨します。