古くなった仏壇を新しくするにはどうすればいい?|横浜の仏壇ならお任せ下さい。

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古くなった仏壇を新しくするにはどうすればいい?

質問亡き父が6人兄弟の長男であったことから、我が家には私が生まれたときから仏壇がありました。結構大きな仏壇で、和室に置いていますがかなりのインパクトがあります。
すでに母も他界しているのでいつから実家に置かれていたか分かりませんが、年代物であることは間違いなく、よく見ると明らかに老朽化していることが分かりました。
古い家では気になりませんでしたが、今度和室も含めて家の全面リフォームを行うことにしたので、そうなると新しい部屋には古い仏壇が浮いてしまうことなると思います。
そこで、仏壇を新しくしようと思うのですが、買い替える以外にも仏壇をリフォームしたりクリーニングしたりすることは可能なのでしょうか?可能なら、そのためにどのくらいの費用がかかるか教えてください。
リフォームやクリーニング代が高い場合は、やはり買い替えしようと思うのですが、仏壇を購入する場合の費用相場についても知りたいです。
仏壇を買い替えするとなると、古い仏壇を処分しないといけませんが、仏壇の処分方法や仏壇を新しくするために必要なことや注意などがあればそれも併せて教えて欲しいので、ご回答をよろしくお願いいたします。
ちなみに、仏壇に関する知識はほとんどないので、それを踏まえて分かりやすくご説明いただけると助かります。
yajirusi
A

仏具の過去帳や位牌を引き継ぐことを忘れず行いましょう

家の新築やリフォームをして、家の雰囲気に合わないなどの理由で古い仏壇をリフォームやクリーニングしたり、買い替えしたりする方は少なくありません。また、昔ながらの豪華で大きな仏壇は、置き場所を確保することが難しいため、小さなサイズの仏壇を選ぶ方も増えています。
仏壇は仏具屋さんなどの専門の業者さんでリフォームすることもクリーニングすることも可能です。
リフォームは、仏壇を解体して部品ごとにキレイに洗浄し、修理や塗装の塗り直しなども行ってくれます。代々受け継いできた仏壇をそのまま使用したいなどの思い入れの強い方にはおすすめの方法です。
仏壇の種類や大きさによってもかかる費用は異なりますが、唐木仏壇なら20〜80万円程度、金仏壇なら100〜300万円程度の費用がかかります。ちなみに、リフォームには1〜2ヶ月くらいの時間がかかるのが一般的です。
仏壇のクリーニングは10〜30万円程度で収まるケースが多いですが、解体は行わずに付いた汚れを専用の洗剤を使用し、クリーニングにかかる期間も1日〜2週間程度となっています。追加で費用はかかりますが、ひび割れ破損などの不具合の修理をしてもらうことも可能です。
新しい仏壇に買い替える場合に気になる購入費用も、大きさや種類によって異なり、最近多く選ばれている洋室の居間やリビングにも合うサイズの小さなモダン仏壇なら数万円から購入できるようになっています。
昔ながらの豪華で大きな仏壇は、数十万円〜数百万円、それ以上の値段がするものもあるので、予算に合わせて選んでください。
ちなみに、一般的な唐木仏壇で、幅が70�p程度のものなら100万円程度が相場となっています。家具調仏壇と呼ばれる今流行りの仏壇なら、50万円程度が相場です。
仏壇を買い替える場合は、古い仏壇の魂抜き、閉眼供養をしてもらい、位牌や本尊などを新しい仏壇に移し、魂入れ、開眼供養をしてもらう必要があります。
これらの供養は僧侶にお願いして読経をしてもらうのですが、そのためにはお布施が必要になります。お布施は気持ちなのではっきりした金額は提示できませんが、1〜5万円程度を渡す人が多いみたいです。
仏壇を買い替えると古い仏壇を処分しなければいけませんが、それにはいろいろな方法があります。
新しい仏壇を購入した仏具店などに引き取ってもらうのは一般的です。仏壇の引取りだけをしてもらう場合は有料になりますが、新しい仏壇を購入すれば無料、もしくは安く引き取ってもらえる可能性が高くなります。
仏壇はお寺で処分してもらうこともできますが、仏具店ではお寺さんとの付き合いもあるため、僧侶の手配もしてもらえる点もメリットと言えます。
仏壇は木製であるため、粗大ごみとして処分することも可能です。ただし、この場合はお住いの自治体で決められたルールをきちんと守る費用があり、有料になる場合もあるので事前に自治体に問い合わせをして、処分する前に魂抜き、閉眼供養をすることも忘れないでください。
手間をかけずに処分したいなら、不用品回収業者に依頼するという方法もあります。
仏壇を買い替えするときには、古い仏壇から使用している仏具の過去帳や位牌を引き継ぐ必要があります。これらはとても大切なものなので、古い仏壇と一緒に処分しないように気をつけなくはいけません。
仏壇には隠れた引き出しや棚などがあり、その中に他の大事なものが入っていることもよくあります。場合によっては通帳や土地の権利書などが入っていることもあるため、処分する際には細かい部分まで入念に確認してください。